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再建築不可物件とは|定義・接道義務の意味・売却方法5つの比較表【宅建業者解説】

八木宏樹(宅地建物取引士)|宅地建物取引士・大阪府知事(1)第65646号

Q: 再建築不可物件とは何ですか? A: 再建築不可物件とは、建築基準法第43条の「接道義務(幅員4m以上の道路に2m以上接すること)」を満たしていないため、現在の建物を取り壊しても新しい建物を建てられない土地・建物のことです。既存建物の維持・修繕は可能ですが、建て替えは認められません。旗竿地・袋地・旧市街地の細街路沿いに多く存在し、仲介での売却は難しいですが専門買取業者への直接売却が可能です。買取価格の目安は通常物件の50〜60%です。


再建築不可になる主な原因

原因具体例
接道幅不足幅員4m未満の細街路(2項道路)にしか面していない
接道長さ不足道路への接道が2m未満の旗竿地
袋地(無道路地)道路に全く接していない・他の土地に囲まれている
位置指定道路の廃止かつての私道が廃止されて無道路状態になった

売却・活用方法5つの比較表

方法査定額目安難易度期間目安こんな人向け
専門買取業者に直接売却通常価格の50〜60%低い(業者が受け入れ)1〜3カ月早く現金化したい
仲介(一般市場)通常価格の50〜70%高い(買い手が限定)6カ月〜2年高値を追求したい
隣地所有者に売却交渉次第(最高値になることも)交渉次第1〜6カ月隣地と合筆して価値向上を狙う
セットバック後に売却通常価格に近づく中程度(費用・時間)6カ月〜1年2項道路沿いで条件が整う
リノベーションして賃貸賃料収入(売却せず)中程度(改修費用必要)3〜6カ月収益物件として活用

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結論

  • 再建築不可物件は「接道義務を満たさない」物件で、建て替え・増築はできないが維持・修繕は可能
  • 仲介では断られることが多いが、専門買取業者への直接売却なら1〜3カ月で現金化できる
  • 買取価格の目安は通常物件の市場価格の50〜60%;隣地への売却が実現すれば最高値になる場合も

執筆: 八木宏樹(宅地建物取引士・大阪府知事(1)第65646号)

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